ひとすみ眼科と内科のクリニック（令和２年６月１日開院）

３才児検診の大きな目的

３才になると視力測定できるようになってくるので、３歳児検診で大まかな視力検査をします。これは主に弱視を早期発見する目的があります。

 

弱視とは

弱視とは、いわば視力が充分に成長していないために視力がでない状態です。弱視は可能なかぎり早期発見し早期治療を開始するべきです。弱視のまま大きくなると治療効果が乏しく、そうなると眼鏡をかけても充分な視力は望めません。なんとか６歳になるまでには発見したいところです。

 

弱視に眼鏡が必要なわけ

弱視の治療は眼鏡装用です。小学校高学年以降になると近視で眼鏡をかけるお子さまが増えてきますが、弱視の眼鏡と近視の眼鏡では意味が大きく異なります。近視の眼鏡は大雑把な言い方をすれば必要な時（授業中など）にかければよいものです。しかし弱視の眼鏡は視力の成長に必要不可欠です。眼鏡に抵抗を感じる場合もあるかもしれませんが、弱視なら眼鏡をつよくお勧めいたします。