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加齢黄斑変性と目に効くサプリ

加齢黄斑変性とは

加齢黄斑変性は、加齢に伴い、網膜のちょうど中心にある黄斑が、傷んでくる(変性する)疾患です。網膜の中心の異常ですから、まさに見たいところが見にくくなるのが厄介です。欧米では失明原因の第1位で、日本では50歳以上の1%に加齢黄斑変性があるといわれており、今後さらに増加してくると予想されています。本来まっすぐなはずの物が歪んで見えるのが初期症状です。最初は無症状である場合も多いので、症状がなくても油断はできません。

 

加齢黄斑変性の原因は多く、加齢・喫煙・食生活・ブルーライトがあげられています。食生活としては緑黄色野菜、(肉よりも)魚がよいと言われています。

 

ブルーライトは悪者?

ブルーライトは最近悪者として有名になっています。スマホやパソコンの光に多く含まれますが、太陽光にも含まれています。ブルーライトは網膜まで到達して網膜の酸化ストレスとなります。その酸化ストレスが加齢黄斑変性の原因となるのです。

 

しかしブルーライトは必ずしも悪者なわけではなく、我々の体内時計をリセットする良い効能も持っています。”時差ボケを解消するには太陽光を浴びるのがよい”とか、”寝る前にスマホを見ると寝つきが悪くなる”というのは本当なのです。

 

目に効くサプリメント

世の中には数多くのサプリメントが氾濫しています。残念ながら出回っているサプリのうち効果が証明されているものはごくわずか、、、。そのようななか、この加齢黄斑変性に効くサプリは効果が実証されています。せっかく服用するなら効果が証明されているものがよいのではないでしょうか。サプリにも安価なものから高価なものまでいろいろですが、安価なサプリには有効成分の濃度が低いものが多いようにみうけられます。含有量が少ないなら安くて当然ですが、、、なんだかなあと個人的には感じます。効果が実証されているサプリに関心がおありでしたらご相談ください(サプリですので保険証はつかえません)。

 

眼科的な治療

加齢は仕方ありませんが、禁煙して、緑黄色野菜と魚を多く食べて、ブルーライトカット眼鏡、サプリメント、、、。いろいろ頑張っても残念ながら重症化してしまった一部の方には、抗VEGF薬という薬を眼に直接注射します。当院でも施行可能です。

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